最近時間に追われてばかりだな~
DaiGoがおすすめしてた本の読んでみようかな~
実際にやっている人の体験談を聞いてみたいな。
こういった悩みに答えます。
*本記事では、「YOUR TIME 」に記載されている時間術を実際にやってみた結果についても紹介します。
先日ネットサーフィンしていたらこのような動画を見つけました。
タイトルは「2023年に読むと人生が変わる本TOP5」メンタリストDaiGoさんの切り抜き動画です。
本記事は↑の動画で2023年に読むと人生が変わる本TOP5の第2位に紹介されていた「YOUR TIME 」についてのものとなります。
YOUR TIME について
「YOUR TIME 」を読むべき人
- いつも時間が足りず、何かに追われている
- もっと大切なことに使う時間を増やしたい
- 限りある人生、このままの過ごし方でいいのだろうか
と感じている方に是非おすすめします!
本書では、科学的根拠に基づき、
「時間不足を根本から解消し、
あなたにとって有意義な時間を増やす方法」
を具体的に解説します。
と書かれているので
現在時間に悩まされている方は解決の糸口になるでしょう。
印象に残ったこと
僕が特に印象に残ったフレーズは
人間の脳は、過去と未来の変化率を高速で計算し続けており、そのプロセスを、私たちは時間が流れる感覚として体験する。
未来=今の状態の次に起きる確率が高い変化を脳が「予期」したもの
過去=今の状態の前に発生した確率が高い変化を脳が「想起」したもの
正しい時間術とは、「予期と想起」を調整するものである
つまり時間を効率よく使うとは
自分の抱く予期と想起を目的に沿って調節することである
というものです!
これを見て「なんだこれ?よくわからないよ」と思った方も多いと思います。
わかりやすく説明すると
時間とは測れるものではなくて自分の心の中にあるものであり、メンタルコントロールによって時間は生まれる
ということです。
本書の時間の定義は僕にとって新しいものですごく衝撃的だったのを覚えています。
*詳しくは本書にてお楽しみください。
面白いと感じたこと
本書には<4x4時間感覚タイプ>診断というものがついています。
QRコードもついていてスマホですぐに診断することが出来るので便利です。
これによって自分の予期と想起の特徴を知ることができそれに合わせた時間術を選択することが出来ます!
時間術を実際に使ってみて
僕は<4x4時間感覚タイプ>診断で診断したら
容量超過 x 自信家
でした!
予期のタイプ
容量超過
このタイプの人は実際にはうまく時間が使えても、常に脳内にやるべきことのイメージが浮かび、そのせいで焦りや不安がおさまらないことがある。長期的な目標のために目先の欲望を犠牲にしすぎてしまう傾向があり、長期目標から少しでも外れた行動をしただけでも罪悪感がわき、せっかくの楽しい体験などを思い切り楽しむことが出来ない傾向もある。さらにやるべきイベントの数が多すぎて一つのタスクを処理するパワーをが分散してしまうこともある。
容量超過の時間術
メイン
- プレコミットメント
- SSCエクササイズ
オプション
- リマインディング
- ビジュアライズ
- 機能的アリバイ
- エンゲージメント速度を上げる
- 熟慮プランニング
- 障害プランニング
*本記事ではメインの時間術しか説明しておりません。続きは本書でお楽しみください!
想起のタイプ
自信家
このタイプの人は時間の使い方については問題が起きにくいのですが、自分の想起が肯定的になり過ぎていないか注意が必要であるとのことです。過去を肯定的にとらえすぎることにより過去に起きた失敗体験を考慮せず、以前と同じミスを繰り返すことがあります。しかし想起が肯定的なのは必ずしも悪いことではなく、多くの研究によれば、過去を肯定的にとらえる人は作業へのモチベーションが高く、総じて人生の満足度が高いことも分かっているようです。
自信家の時間術
メイン
- タイムログ・アドバンス分析
オプション
- 誘惑日記
- ごまかし率を計算する
- 想起リライティング
*本記事ではメインの時間術しか説明しておりません。続きは本書でお楽しみください!
時間術の説明
容量超過
- プレコミットメント
- SSCエクササイズ
自信家
- タイムログ・アドバンス分析
*この時間術はメインのものです。
プレコミットメント
プレコミットメントとは事前に細かく「遊び」のスケジュールを決めておく方法のことです。
容量超過タイプの人はすべての時間を生産性の高いタスクに使おうと考えるため長期目標から外れた行動をしてしまうと罪悪感がわき、ゆっくりと休める時間がなかったり、思いっきり楽しむことが出来ないケースがあります。
そこで効果的な時間術がプレコミットメントです!
プレコミットメントは前もって予約すればするほど効果が出やすい傾向があるそうです。
現在、容量超過タイプに当てはまると思った方は取り入れてみるといいと思います!
SSCエクササイズ
SSCエクササイズは価値が低いタスクを特定し、「予期の数」をできるだけ減らすために開発されました。
SSCエクササイズには3ステップあります。
ステップ1 タスクのリストアップ
ステップ2 SSCクエスチョン
ステップ3 価値が低い仕事の特定と分類
このSSCエクササイズを行うことによってタスクの種類が多すぎるせいで、本当に行うべき作業の判断がつかず、価値を生まない活動に時間を費やしてしまうという状況を防ぐことが出来ます。
*具体的な内容は本書でお楽しみください。
タイムログ・アドバンス分析
タイムログ・アドバンス分析はタイムログによって自分の時間の使い方を深く理解できるだけでなく、肯定的な想起に惑わされることなくスケジューリングの精度を高められるという効果も持っています。
タイムログ・アドバンス分析には4ステップあります。
ステップ1 使った時間をカテゴリーに分ける
ステップ2 タイムログを計算する
ステップ3 無駄な時間をチェックする
ステップ4 対策をプランニング化する
*具体的な内容は本書でお楽しみください。
実際に行った時間術
僕が実際に行ってみた時間術はタイムログ・アドバンス分析です!
僕は自分自身を過信しすぎるところがあるのでこの時間術をためしてみました。
ほかの時間術も試してみましたが、本記事では一つだけ実際に行った時間術を紹介させていただきます。
ほかの時間術の具体的な取り組み方は本書でお楽しみください。
タイムログ・アドバンス分析
ステップ1 使った時間をカテゴリーに分ける
僕は自分の一週間の行動を
睡眠、食事、読書、筋トレ、家事、バイト、風呂、インターネット、映画鑑賞、ブログ、社交、買い物、移動
の計13種類に分けてタイムログ・アドバンス分析を行いました。
ステップ2 タイムログを計算する
行動カテゴリー | 使用時間(時) | % |
---|---|---|
睡眠 | 43 | 25.6 |
食事 | 14 | 8.3 |
読書 | 3.5 | 2 |
筋トレ | 12 | 7.1 |
家事 | 7 | 4.1 |
バイト | 18 | 10.7 |
風呂 | 1.5 | 0.8 |
インターネット | 15 | 9 |
映画鑑賞 | 3 | 1.7 |
ブログ | 10 | 6 |
社交 | 33.5 | 19.9 |
買い物 | 1.5 | 0.8 |
移動 | 6 | 3.6 |
合計 | 168 |
ちなみに測定はスマホのストップウォッチで一日のカテゴリーの時間を測定しそれを7日足して一週間のタイムログを計算しました。
ストップウォッチで測定するのは忘れがちなので忘れないように意識していました!
*%は四捨五入しているので多少のずれが生じています。
ステップ3 無駄な時間をチェックする
浪費時間:インターネット
ステップ2の表を見ると私はインターネットに一週間の約10%もの時間を使っていたことがわかりました。自分ではそんなに時間を割いているつもりはなくてむしろ減らしているつもりだったので驚きました。このことは本書に従うと浪費時間に当てはまりました。
隙間時間:移動時間
移動時間は一日で考えるとあまり長く感じませんが、一週間で考えると6時間もありかなりの時間だと気づきました。私は筋トレしにジムへ行くために自転車や電車を使っています。しかその移動時間は音楽を聴いているだけでした。6時間とはかなり長い時間だと思うので他の有効的なことに時間を割きたいと思いました。
過信時間:社交
社交にかかる時間はとても計算しづらいものだと思いました。いきなり予定が入ることが多々あるからです。私はタイムログの結果を見て思っていたよりも多いなと感じました。私は社交にかかる時間を少なく見積もりがちだと感じたので過信時間としました。
ステップ4 対策をプランニング化する
プランニング化の基本は
「〇〇(無駄な時間)が起きたら、〇〇(具体的な対策)を行う」
といった形です。
僕は次のようにプランニング化しました。
- 電車などの移動時間は本を読む
- 社交の予定は事前に決めておき、急遽誘われたら、本当に行きたいかをよく考えて返事する。
- インターネットを使いたくなったらストップウォッチで測定し、どのくらいの時間を費やしていたかを見れるようにする
時間術を使ってみての感想
ここでは実際に「YOUR TIME 」の時間術(タイムログ・アドバンス分析)を行った僕自身からの感想をお伝えします。
まとめるとこんな感じ。
- 最初の準備が大変だった
- 自分の時間に対する過信が分かった
- 時間に追われなくなった
- やってよかった
タイムログ・アドバンス分析を実際にやってみた感想は、第一印象としては取っつきにくい。タイムログの計算までに根気が大切だと感じました。
しかし、この時間術を取り入れていくにつれ、無駄な時間をなくすことを繰り返すことによって過度な肯定感はなくなりました。また最近時間に追われてないなという感覚が出てきました。そして結果的にみると労力以上の効果を体感することが出来ました。
実際に現在は時間術を使う前よりも心にゆとりをもって生活できています。
つまり「YOUR TIME 」の時間術はとても強力であるということ。実際に行った僕が保証します。
大切なポイント
時間術において大切なことは継続するということ。短期間だけ生活が良くなり時間術をやめてしまうと前の生活に後戻りです。自分に合った生活に取り入れやすい時間術を見つけることも大切だと思います。
僕も継続できるように心がけています!
結論 まずやって後悔はない!
現状時間に悩まされている方ならやってみて後悔はしないです。
やる価値は絶対にあると思います。
興味があるのならぜひ一度本書を手に取ってみることもありだと思います!。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事が読んでくださった皆さんの力になると幸いです。
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